2012年7月31日火曜日

評価制度の2つの意味

現在、会員のトリミングサロン様で評価制度の作成を進めています。

スタッフ数が増加してきたため、客観的な指標での、
給与・賞与決定の仕組みが必要になってきました。

評価制度を作成する場合には、
「技術面の指標」と「マネジメント面の指標」の2つの軸で考えます。

「技術面の指標」とは、

・プードルのカットコースを1人で最後までできる
・プードルのカットコースを●分以内にできる

などの個人の技術部分に焦点を当てる指標です。


一方、「マネジメント面の指標」は、

・サロンの売り上げを意識した計画作りができる
・新人教育ができる

など、組織への貢献部分に焦点を当てる指標です。
主に役職者が実施している業務内容に当たります。


人数が増え、勤続年数が長くなってくると、
「技術面の指標」のみでは、評価の限界が出てきます。

これは、ある程度の実力がつくと、
技術面では大きな差が出なくなるからです。

技術面以外での評価項目がないと、
トリマーさん達の次の目標設定ができなくなります。


技術面以外での評価項目について
改めて考えてみられてはいかがでしょうか?