北野です。
色んな規模の病院様のコンサルティングを行っているが、規模が大きくなるにつれて経営推進のために、組織の作り方を考えていく必要がある。
大きくは専業型と兼業型とに分けられる。経営推進部門を前者は経営企画室などとして専業人員を設置すること、後者は獣医師兼など二足のワラジを履かせるというものである。
それぞれにメリットデメリットはあるのだが、現実論として後者を選ぶ場合が多い。この場合では、経営情報の共有化と的確な現状把握が欠かせない。
トップが意思決定した事柄を上手く浸透させるには「なぜやるか?」への腹落ちが必要となる。
経営状態が良いときは、
(1)未来目標
経営状態が悪いときは、
(1)現状の直視
(2)具体的な実効策とプロセス
等を伝えることが良いと考える。
先日も少し業績が下がっているクライアント様の幹部ミーティングにて、現状の経営数値について報告した。どの数字がどう影響していそうかを、現状と未来予測を交えてお伝えした。
参加者の中には、具体的数字を知って現場イメージが変わった人もいるであろう現実を知ったメンバーが腹落ちして、行動できればより推進力が高まっていく。
自院の経営状況に応じて取り組んでいただきたい。