2018年8月19日日曜日

自由と規律

北野です。

先日、ある会員様と話していて、
高校時代に読まされた、
「自由と規律」という本を
思い出しました。

入学時の課題図書で、
何年も続いているという
伝統課題だったと記憶してます。

中学あがりの身には
読む気もおきず、
書いてあることもサッパリで、
理解不能だった記憶しか
ありません。


最近、
院内マネジメントにおいて、
この言葉が妙にしっくりきます。

病院という特性上、
命を預かる身として
規律が先行する
業種でもあります。

しかし、
最近のスタッフさんの傾向をみると

自由を追い求めると
規律やルールを求めるようになる

規律を追い求めると
自由を求めるようになる

といったように、
両者のバランスが
今まで以上に必要です。


自由を与えるには、
相手への信頼がベースに
なることを考えると、

挨拶ができる
ありがとうと言える
片付けができる
院前の植木の水やりができる
相手を見て話せる

などの
社会人としてのあり方教育を
技術教育よりも、
先に行うべきだと感じます。

自由を大切にしてきた病院ほど
こういった文化が抜けており
ルールや規律を増やさないと
人が動きにくくなってきます。


新入社員が入って
早くも半年が経とうとしています。
皆様の病院はいかがでしょうか?




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2018年8月16日木曜日

店から街へ

北野です。

先日、帰省に合わせて
神戸にできた
PEANUTS HOTEL へ
行ってきました。

ホテルの1階には
ショップやカフェもあり、
多くの人で混み合っています。

皆のお目当ては、
限定グッズとカフェ、
壁面に描かれたイラストを
背景にしての写真撮影などが
人気のようです。


この一帯は北野という、
異人館・旧居留地のあるエリアで
観光地ではあるものの、
わざわざ行く場所ではないエリア。

特に近年寂れてきていると
感じます。
(神戸出身としての感想)


今はどの店も
移転してしまったのですが、
私が学生時代には、
個性的なセレクトショップが複数あり、
よく足を運んでいたなと、
懐かしさを覚えました。


ファッションの分野ではありますが、

大阪堀江のオレンジストリート
東京原宿の裏原エリア、
東京中目黒の目黒川沿いエリア
など、

1つの特徴ある
店が出来たことで、
人が集まり店舗が増え、
街が出来ていった
記憶があります。


昔はネットもなく、
その場へ行くことは
買いに行くことが
目的でした。

今はネットで買えるため
その場へ来てもらうためには
別の目的を作らないと
いけません。

それは経験や空間であり、
リアルでしか体験できないことです。

最近の流行りだと、
インスタジェニック、
ということも
その1つでしょうか。


動物病院業界においては、
医療という側面もあるため、
目的をもって行く場所に
自然となっています。


しかし、
人の医療でも
遠隔診療が始まり、

そのうち動物病院業界でも、
遠隔診療が当たり前になる
時代が来るかもしれません。

そういった点を考えると
もう少し広い観点で見ると、
ペットに関わるライフスタイルが
集まる場所作り、

ペットを連れて
フラッと日常的に行ける場所作り、

というのも
今後の検討課題かなと感じます。

どこかの地域で、何らかの形で
実現するサポートを
してみたいなと感じます。




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2018年8月13日月曜日

効率化の視点

北野です。

伸びている病院様で
共通する課題が
忙しすぎる
というものです。

ビジネスとして
短期的視点で捉えると、
忙しいのは良いことでは
ありますが、

中長期的に見ると、
早めに着手すべき課題です。

優先順位のマトリクスに
あてはめてみると、

重要度は高いが、
緊急性は低い、
と判断してしまいがちな
テーマです。

しかし、
詳細は省きますが、
労務面や採用面から考えると、
早めに着手すべきテーマです。

こういった
「忙しい」を解消するための
院内効率化では、

診療の流れを細かく分割し、
各フローごとに対策を
考えていく必要があります。

さらに、
当日にやるのか、事前にやるのか
などの時間軸

病院スタッフがやるのか、
飼い主様自身にやっていただくのか
などの人軸

人がやるのか、
機械・システムがやるのか
などのシステム軸

など様々な視点を加えて
効率化を考えていきます。

特にシステム軸では、
システム導入費用と人件費を比べた際に
どちらが費用対効果があるかも
検討すべきでしょう。

システム導入では、
助成金が使える場合もあります。

暑い日が続き、
少し落ち着き始める時期だからこそ、
効率化を考えていただきたいと思います。



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2018年8月8日水曜日

誰のための情報か?

北野です。

最近、会員動物病院様の
ホームページリニューアルを
多く手がけています。

ホームページは
作るだけで
効果が出る時代は
既に終わっています。

ホームページは、
情報発信媒体であり、
自院の看板ともなる
媒体ですが、

他の広告媒体と
大きく異なる点は、
受身の媒体であることです。

受身とは、
探されて初めて
目に触れるもの

そのため、
探す人のイメージを
具体的に持って作らないと
見てもらうことはできません。

自院の書きたいこと
言いたいことだけを
書くのは
自己満足とも言えます。


動物病院の場合、
かかりつけを探している
高度医療を求めている
女性獣医師を探している
など、

ニーズが多岐にわたっています。


そのため、

周辺の病院と比較し
自院の特徴は何なのか?

その特徴は
どういった相手に求められているのか?

その相手は
どういった言葉で病院を探しているのか?

などを繰り返し考えて、
内容を構成する必要があります。


病院のホームページが
効果を発揮するためには、
こういった点をクリアしていく
必要があります。

皆さんのホームページは、
誰のための情報を
掲載されていますか?



動物病院専門経営コンサルティング
サスティナコンサルティング

取締役 北野哲也


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2018年8月6日月曜日

未来の疑似体験

北野です。

弊社のプラチナ会員様から
会員になってよかったと
言っていただける要因の1つに

他のプラチナ会員様との
深い交流があります。

主としては
プラチナミーティングという
完全クローズの情報交換会と
その後の懇親会があります。


完全クローズにしている理由は
内容が濃くて会員外には
聞かせることができないこと
それにつきます。

会員の皆様は、
情報を出すことによって
情報が入ってくるということを
大切にしていただいている方ばかりです。

そのため、
小さな失敗から
大きな失敗まで

小さな成功から
大きな成功まで

ご自身の経験を
他者に活かせていただけるよう
包み隠さずお話いただきます。

ある先生は、
「自分の悩んでいたことが、
何て小さなことだったんだろう」
と仰っておられた方も。

情報の質というのは、
集まる場によって変わります。

誰が来るのか分からない、
出さない人もいる、
経営レベルがバラバラ

など、
一定以上の方が集まらないと
有益な場にはなりません、

こういった
失敗も成功も
全て聞ける場があると
未来の疑似体験を
することができます。

この疑似体験が
あるか無いかで
即座な経営判断や
心の持ちよう
対策の実施
などができるように
なります。

動物病院業界も
様々なところで
経営がテーマとして
語られることも増えてきました。

そのため
場選びも今後は重要に
なってきます。

情報は量と質の両方が
大切になります。

ぜひご自身にあった場選びを

していただきたいと思います。

2018年8月4日土曜日

「定着率が高い」は本当に良いことか?

北野です。

先日の訪問時に会員様で、
タイトルのような議論をしました。

定着率と言っても、

特定の期間内の数値なのか、
生涯での数値なのか、
職種ごとの数値なのか、
入社年数ごとの数値なのか、

色々な解釈ができます。


また、
どんなに素晴らしい組織であっても
残念ながら一定数は

モチベーションの低いメンバー
組織の発展についてこれないメンバー

が出てきてしまいます。


当然そういったメンバーを
引き上げることも必要ですし、
人が育つのを待つということも
考えられますが、

組織の発展を遅らせることにも
繋がりかねません。

つまり、
定着率が高いということは、
問題あるメンバーが残り続けており、
組織の適切な発展を妨げている状態

である可能性もあるのです。

そのため、
組織の発展を考えるなら
新陳代謝とも言うべき
一定の定着率低下は
必要であると考えます。


勢いのある病院様で
よくある話しとして、
創業5年目を迎える頃に、

創業メンバーの中から

現場業務はとてもできるが、
先輩としての管理業務ができない
組織内での立ち位置を勘違いする

というようなメンバーが
出てくることがあり、
このメンバーの影響による

新人スタッフの退職
新しい取組への拒否反応
旧来の慣習の横行

などが
発生し始めることがあります。

大切なメンバーですし、
変化を促しサポートすることは
当然必要ですが、
本人の考え方を変えさせることは、
かなりの労力と時間を要します。

こういった場合に、

定着率低下を恐れ
立ち止まるのか、

発展のための代償と割り切り
進めるのか

によって、
発展スピードは
大きく変化します。

また、
メンバーに見切りをつけることに、
罪悪感を感じる方が
いらっしゃるかもしれません。

人にはコンフォートゾーンともいえる、
属していて心地よい環境があります。

つまり、
前述の創業メンバーにとって、

創業時の環境は
心地よい環境であったにも関わらず、
発展していくことで、
心地悪い環境に変化していったとも言えます。

そう考えると
今の組織に留まらせるより、
転職などで、
心地よさを感じられる組織に
移らせてあげることが
このメンバーにとっての幸せでもあると、
捉えることもできます。

変化を求めることが、
必ずしも本人のためになるわけでは
ないということです。


こういった点を踏まえて
定着率を考えると、

(1)新人定着率(入社3年目まで)
(2)中堅以上定着率(入社4年目以降)

というように分けて考えられます。

新人定着率が低いことは、
採用のミスマッチ
教育体制の不備

などが考えられるため、
病院側に改善が必要です。


一方で、
中堅以上定着率については、
組織の発展への順応
求められる立場・役割への順応

などメンバー側の要因もあるため、
病院側だけでなく、
メンバー側の改善も必要になります。


自院の定着率を考えるとき、
このような視点を持っていただきたいと

考えています。

2018年8月2日木曜日

2種類の勉強

北野です。

社会人になってから、
欠かさずにやっていることがあります。
それは勉強すること。

コンサルタントという仕事柄、
勉強することは、
当然で必然なのですが、
勉強には2つの種類があります。

1つ目は、 
知識を得るための勉強。

本を読む、
セミナーを受ける、
専門家に話を伺う

など目的性を持ちながら、
自分の幹となる
基礎土台知識を
構築するために行います。


2つ目は、
視点を広げるための勉強。

雑誌を読む、
行ったことのない場所へ行く、
流行りのモノに触れる、
新しいサービスを経験する、

など世の中の流れに触れて、
自分の枝葉となる
視野視点を
広げるために行います。


多くの方が勉強というと、
知識を得るための勉強だけを
イメージしがちですが、

事業の広がりや発展のためには、
視点を広げる勉強が必要です。

一般論として、
年齢が上がるにつれて、
周りへの興味関心や
視野視点が狭くなると
言われています。

年齢に関係なく、
チャレンジングで
発展している方々は、

ほぼ100%間違いなく、
視点を広げる機会を
意識的に作られています。

今年も半年が過ぎました。

この半年何もしてないなー、
という方は、

視野視点を広げる活動へ
繰り出してみては

いかがでしょうか。