何らかの異常が見つかった子の数が受診数の半分を超えることも珍しくありません。
そして、ほとんどの場合が病院側の実感レベルよりも高い数字となっています。
早速、この数字をポスターなどの書面にして健診のお勧めに使用したところ、これまで健診診断を受けなかった飼主様も受診するようになっているとの報告もいただいています。
これまでは高齢になると病気が見つかりやすいという一般論でしたが、実数を用いた説明は「自分ごと」と捉えていただけるようになったのでしょう。
相手の価値観を変えてもらうためには、こういった「自分ごと」と感じていただける取組が必要になると感じました。