2018年8月19日日曜日

自由と規律

北野です。

先日、ある会員様と話していて、
高校時代に読まされた、
「自由と規律」という本を
思い出しました。

入学時の課題図書で、
何年も続いているという
伝統課題だったと記憶してます。

中学あがりの身には
読む気もおきず、
書いてあることもサッパリで、
理解不能だった記憶しか
ありません。


最近、
院内マネジメントにおいて、
この言葉が妙にしっくりきます。

病院という特性上、
命を預かる身として
規律が先行する
業種でもあります。

しかし、
最近のスタッフさんの傾向をみると

自由を追い求めると
規律やルールを求めるようになる

規律を追い求めると
自由を求めるようになる

といったように、
両者のバランスが
今まで以上に必要です。


自由を与えるには、
相手への信頼がベースに
なることを考えると、

挨拶ができる
ありがとうと言える
片付けができる
院前の植木の水やりができる
相手を見て話せる

などの
社会人としてのあり方教育を
技術教育よりも、
先に行うべきだと感じます。

自由を大切にしてきた病院ほど
こういった文化が抜けており
ルールや規律を増やさないと
人が動きにくくなってきます。


新入社員が入って
早くも半年が経とうとしています。
皆様の病院はいかがでしょうか?




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