2021年10月21日木曜日

挑戦するチーム

北野です。

来年に向けて準備を始めている会員様も多い。


コロナ以降、売上は伸びているが、心理的な停滞感もあり、活性化するために新しい取組を始めることをお勧めしている。


新しいことを始めるとき必ず起こるのが、面倒そうな顔をするスタッフ達の存在である。


トップとしては、張り倒したくなる気持ちをグッと堪えて対応していく必要があるが、互いに気持ちよくやっていくためにも、メンバー選定が重要になる。


そんなことを思っていたところ、ある方のメルマガで「挑戦するチーム作り」的な内容があり非常にドンピシャな内容だったので共有したい。


ただし、有料メルマガのため転用不可であり、表現やニュアンスは変えている。


そのチーム作りのためには、

①素直であること

②面白がれること


という要素を持つ人をメンバー選定することが必要とある。


素直であることとは、

・まずはやってみる、ができること

・否定から入らない、言い訳をしないこと

・人の話を最後まで聞けること

・間違ったら謝れること

・嘘をつかないこと


などを指す。


新しいことをやる際は、不確実なことが多く、朝令暮改的に変化させることがある。スピード感が大切なこともある。


頭の回転が速い人は、話の途中で結論を自分なりに出して分かった気になることも多い。しかし、往々にして間違ってることも多い。


なので、素直で無い人がいると、雰囲気を壊すし、無駄な時間を使うことになり進行を止めてしまうことになる。




面白がれることとは、

・知らないことを知ろうとすること

・自分の経験だけで判断しないこと

・失敗してもそこから学べること

・自分で意味を見出せること


などを指す。


新しいことをやる際は、そもそも未経験のことも多いので知らないことばかりである。知らないことを知るためには、自分で知る努力をすることになるし、自分の経験という極々狭い世界で判断しないことが必要になる。


そもそも新しいことをやるということは、自分の本来業務にプラスして行うことになるので、そこに自分なりの意味を見出せないと続かないだろう。



これらを書いていて感じるのが、この2つの要素を持つ人ほど、成長するということである。


逆にこれらを持てない人は、どんなに素養が優秀であっても成長は鈍化し、停滞することになる。あるいは個人事業主として独立して、自身の才能のみで活躍する道を選ぶとよいだろう。


これらはあくまでもチーム内で働くという前提でもある。仕事をやるのであれば互いに楽しくやれると最良だ。


人が人を変えることは不可能だが、変わるための気付きを与えることは可能である。


ぜひ、スタッフ教育の一環として2つの要素について伝えていただきたい。