北野です。
新型コロナウイルスの影響で、セミナー・学会が相次いでオンラインに移行され、外出する機会が無くなっている。
元々、動物病院院長は職住が近接しており、学会など何らかのイベントがないと職場を離れないことも多い。そういった背景から同業他社などから刺激を受けることが少なくなっている。
モチベーションの源泉を外部に求めにくい現在では、それを自院内で見つける必要がある。
会員様で行おうとしている取組をご紹介すると、
(1)設備投資
(2)広告強化
(3)ブランディング強化
などがある。
各項目簡単に説明すると、
(1)設備投資
金融機関からの低利借入や補助金・助成金により、医療機器や院内効率化設備投資などへの投資を行う。装備を整えるイメージ。
(2)広告強化
一般的に不安感が強い時期は同業他社は広告出稿を控える。そのため、逆に打って出る。
攻めにかかるイメージ。
(3)ブランディング強化
専門外来や独自性のある外来を新設するなど、病院の特徴や地域での位置づけを今一度見直して、自院の在り方を見直す。
攻める場所を決めるイメージ。
これは3つは実は全て繋がっており、上手に連動させることもできる。コロナ以前から実施している病院では過去最高売上を更新し続けているところもあり、これからの実施でも十分に効果は出てくるだろう。
他社との比較ではなく、あるべき姿との比較になるため、自身との向き合う時間にもなる。
ぜひ考えていただきたい。