2020年7月24日金曜日

リマインドマーケティング


北野です。

先日、弊社のオープンカレッジにて人医療の経営コンサルティングを行っているクレドメディカルの志賀代表に講演をいただいた。

人医療はコロナウィルスの影響により春の時期は前年比売り上げ4060%減というところも多いとのことであった。

その中でどのように患者の来院を戻していくかと言う取り組みについて、ご講演をいただいた。

その中で印象的だったのがいかに患者さんに病院のことを思い出してもらうか、そのリマインドマーケティングと言う取り組みであった。

動物病院も同じであるが、行こうと思った時に、まず最初に自院が想起されるかどうか、これが非常に重要になる。

実際に弊社の会員様でも、診療自粛を決めた時に、LINE公式アカウントの登録推奨を飼い主にお願いし、一気に登録者数を増やしたところは、自粛明けの来院の戻りも早くなっている。

これらの会員様では自粛期間中も定期的にLINEでの情報発信を行っていただいていた。

情報発信にはプル型とプッシュ型があり、HPや看板などはプル型となる。一方でLINE公式アカウントやダイレクトメールなどはプッシュ型になるが、ダイレクトメールは高コストのため、頻繁には実施しにくい。

接する回数が多いほど好感を持ちやすいという、心理学のザイオンス効果があるが、こういった観点からも飼い主様と病院との接点をどう持つかは今後より重要になってくる。

現状は使えるツールがLINE公式アカウントの1点にほぼ絞られており、やることはシンプルである。

ぜひ、関係性作りのための取組に力を入れていただきたい。