2019年9月27日金曜日

新人におけるティーチング


北野です

最近、若手スタッフの教育に関するご相談をよくお受けします。

若手スタッフが指示を受ける、教えてもらった時の最初は「分かったつもり」になっている、もしくは「分かっているけどビビって聞けない」ということがよくあります。

この時の教える側の対応としては、「分かった?」という一言で済ませることが多いと思いますが、ここが問題です。その一言だけですと、「分かりました」しか言いようがないでしょう。これを解決するには、指示をした際に理解度の確認が必要になります。

例えば、伝えたことを復唱させる、手順を説明させる、資料作成であれば手書きで下書きさせる、など頭の中にあるものをアウトプットさせることで理解度の確認を行います。

もし、分かっていなければこのタイミングで修正してあげることで互いのストレスも減らすことができるでしょう。

なかなか伝わりにくい場合には、「5WH」を意識して細かく伝えるようにしてください。
「なぜやるのか」
「なにをやるのか?」
「誰に対してやるのか?」
「どこでやるのか?」
「いつやるのか?」
「どのようにやるのか?」

特に最近は最初の「なぜ?」が重要になっています。
納得感が行動の質に影響が出るからです。

教育時は最初の理解度の確認から始めてみて下さい。