北野です。
今月に入り、各病院で来春のフィラリア時期のオペレーションを話し合っている。
情報発信の結果、高齢動物の来院増が実現し売上増になっているものの、予防比率はさほど上がっていない病院は特に重点的に行っている。
・ 1ドクター病院
・ 2-3ドクター病院
・ 4-ドクター病院
の3パターンで組み上げている。
来年早々にセミナーなどで概要をお伝えしたいと考えているが、考え方の基本は
・ 診療と予防レーンの分化
・ 予防レーンでの獣医師パートの最小化
・ 看護師業務の強化
の3つが主となる。
特に、再来年からは動物看護師が国家資格となり、採血ができる見込みとなっているため、再来年を見据えたオペレーション構築も目指している。
上手くいけば、フィラリア来院のほとんどを動物看護師で回せるようになるだろう。来年はそのテストケースとなる。
予防時期には病院の使い分けが発生しやすく、待ち時間対策と情報発信を適切に行わないと、予防シーズンの予防部門売上が減少する可能性もある。
診療効率化を目指す場合にはチャレンジしていただきたい。