2021年4月9日金曜日

ターゲティング広告

 北野です。


ここ数ヶ月間で取り組んでいる施策にターゲティング広告がある。これはウェブ集客を目的としたものである。


代表的なものにリスティング広告があるが、他にもFacebook広告やリターゲティング広告などがある。


これらは、広告の対象者を想定し、特定の属性に合わせて配信するもので、リスティング広告であれば特定のキーワードに対して出稿するというような取組である。


従来は駅看板や電柱看板などで特定エリアに在住する方へ広告していたものをウェブ上に置き換えたものになる。


他業種では当たり前となっている取組ではあるが、動物病院業界ではまだまだ遅れている取組である。広告であるため、獣医師法の広告規制などに配慮する必要もある。


ターゲティング広告のメリットは、原則として見られた分だけ課金される仕組みであるため、固定費というより、変動費に近いものとなる。


また、クリック率や表示数などが数値化されるため、効果測定もしやすい。


またこれらの広告を組み合わせると、Aという広告を見た人に次はBという広告を見せる、Cという広告を見て自院HP内の特定のページを見た人にDという広告を見せるなど、様々なシナリオに基づいて広告訴求を行うことも可能となる。


これらを実現するには、

・自院HPのページの充実

・自院の特徴や強みの訴求LPページの作成

・閲覧想定者のペルソナ想定

・サイト遷移などのシナリオ作成

・各種施策の計測環境の整備


などが必要となってくる。


また、このターゲティング広告の面白いところは、単に広告費をかければ良いわけではなく、効果測定を行うことで少額で適切に運用が可能となるところである。特に早く始めれば始めるほどデータの蓄積を行うことができ、費用対効果も高くなっていく。


ぜひ、ターゲティング広告にも取り組んでいただきたい。