北野です。
現在弊社で重点的に取り組んでいるテーマの1つに、
「業務効率化」があります。
業務効率化の方向性には、
(1)人から人へ業務を移行する
(2)人からシステムへ業務を移行する
という2種類があります。
(1)人から人へ業務を移行する
獣医師が行っている業務を看護師に、
上長が行っている業務を部下に、
など、
業務を振り分けるイメージです。
特に獣医師の生産性を高めるためには、
獣医師に限定される業務(診療など)に
どの程度絞り切れるかが重要となります。
(2)人からシステムへ業務を移行する
定型業務や手間ひまのかかる業務などは、
人がやるよりもシステム(機械など)に移行するほうが、
結果的にコストが下がることがよくあります。
最近では、他業種においても
・自動精算機の導入
・在庫管理のシステム化
・予約システムの導入
などシステム化が進行しています。
こういった点を動物病院業界においても
積極的に学んで導入していく必要があるでしょう。
今後在庫管理などで注目すべき技術が
RFIDという仕組みです。
ユニクロでは全ての値札タグにRFIDタグが内臓されており、
会計時にはバーコードを読み込むのではなく、
レジ上のマットの上に商品を置くだけで、
商品を判別、会計が表示されるという仕組みになっています。
つまり、
レジ待ち時間の削減 ⇒ 顧客満足度向上
労働時間の削減 ⇒ 生産性向上
という2つの目的を達成できる取組でもあります。
弊社でも今後、この技術の動物病院業界での導入事例を
作っていきたいと考えています。