2016年5月25日水曜日

数年間の取組が花開く時

北野です。

会員様でフィラリアシーズンがラストスパートに入っています。
今年は例年とフィラリアシーズンの様相が変わっており、特に7歳以上の高齢犬のフィラリア検査率・健診受診率が低下している傾向にあります。

ただし、いくつかの会員様ではその傾向に反し、例年よりも検査率が高い病院様もあります。

これらの会員様では10年以上も前から、仔犬・高齢動物問わずにフィラリア検査・同時の健康診断の必要性をしっかりと伝えてこられているという特徴があります。

忙しいシーズンに来院する飼主様全員に説明をすることが大変なことだったと思います。しかし、フィラリア検査率・健診受診率が低下する中でも逆に上昇しているのは、これまでの取組が花開いている証拠だと思います。

今の反応を求めるだけでなく、将来の反応ための取組みが改めて重要だと感じました。