2012年9月20日木曜日

トリマーさんとのコミュニケーション


トリマーさんとのコミュニケーションは意識しておられますか?

看護師さんと違って、トリマーさんは一緒に診察に入ることもほとんどないため、
意識してコミュニケーションを行わないと、
朝晩のミーティング以外は会話することもないという病院様もあります。


ある会員様では、診察の空き時間等に、定期的に個人面談を行っていましたが、
看護師さんと比べて、現状への改善点や、やってみたい取組みなどが出てこない
という状態が続いていました。

そこで、ヒアリングシートという取組みを行いました。

これは、経営項目(新規発掘・リピート率向上・自院の特徴など)を
口頭で聞く代わりに紙に書いて提出していただくというものです。

ただし、待遇に関しては不満しかでてきませんので、項目に入れない事をお勧めします。


その結果、予想とは裏腹にとてもよい改善策やイベント企画など前向きな意見がたくさん出てきました。

後日トリマーさんに話を聞いてみると、これまでの面談時はトリミングのお迎え時間や、
この後のトリミング内容などが気になるあまり、言いたいことも言えなかったとのことでした。


トリマーさんは予約時間という枠の中で働いているため、
看護師さんとは違ったアプローチでコミュニケーションの機会を作ることが重要だと感じました。


また、トリミング中にトリマーさん同士で、こんなことをやってみたいなど、
色々な話をしていることもよくありますし、
頭数を増やす・売上を上げるという意識も強い職種の方々だと思います。


なかなか意見が出てこないなという場合は、
看護師さんとは違ったアプローチを考えてみてはいかがでしょうか?