2019年5月27日月曜日

価値観採用

北野です。

動物病院業界も採用が激化し、
年々難易度が高くなっています。

採用においては、
自院の長所をどのように伝えるかが重要です。

基本となる長所は医療面なのですが、

・診療分野(科目)
・診療術式(手術・治療など)
・診療対象動物
・保有する医療機器

などは、
動物病院という機能面の特徴であり、
各病院が採用活動における情報発信を
積極的に行っている結果、
差別化に繋がりにくくなっています。

そこで、オススメしているのが、
院長をはじめとした、
そこで働く方の価値観を打ち出すことです。

同じ医療機器を持っていても、
同じ診療対象動物を診ていても、
そこで働く人たちのパーソナリティや考え方などは、
大きな差があります。

CTを保持していて、高度医療もバリバリやっていて、
獣医療を中心とした生活を基本とする病院もあれば、

CTを保持していて、高度医療もバリバリやっているけれど、
オンとオフを明確に分けて家族との時間を確実にもつ病院もあるでしょう。

これらは機能面では同じ打ち出しになりますが、
働く上での価値観には大きな差があります。

採用が激化する中では、
大多数に対するメッセージよりも、
少数に対するメッセージほうが、
確実性が増すと感じています。

また、価値観が同じメンバーが集まる方が、
結束力も高くなり、定着率も高くなります。

単に数を追うのではなく、
長く継続的に続く人員探しを考えていく時代に
なっていると感じます。