2015年6月22日月曜日

情と評価

北野です。

賞与のための半期評価が始まっています。会員様ごとに評価方法や評価基準は異なりますが、各自への評価に苦労されている方が多いようです。

普通に評価をすると給与が下がる、本人のモチベーションが心配、評価基準について質問されると答えづらいなどでも悩まれたこともあるでしょう。

また、結婚したから、子供ができたから、本人がお金に困ってそうだからなど、必要以上に「情」に流されてしまう院長も多いでしょう。

評価とは相手への「情」を切り捨てて考えるものです。病院の評価基準を満たす人には高い評価を、満たさない人には低い評価を伝えることで、相手と病院のベクトルを合わせていく方法でもあります。

つまり「情」の要素を入れるのであれば、他のスタッフとの公平性を保った上で個別対応するしかありません。

しかし、「情」は相手への優しさではなく、相手の甘えを引き起こすことで本人の成長を止めてしまうことも考慮しなくてはなりません。

改めて考えていただきたいと思います。