北野です。
東京や大阪などで緊急事態宣言が発令中であるが、会員動物病院様のほとんどが、繁忙期を例年以上の忙しさで過ごしている。
感染対策のために車内待機をお願いしているところもあるし、外で待っている飼い主様も多い。
先日、ある会員様の口コミで、病院外まで人が溢れていることへの批判的な口コミが掲載された。
書込を見るに、病院へ通う飼い主様ではなく、一般の方と見受けられる。
新型コロナウイルスの影響が出て早1年となり、自院の飼い主様への感染対策は強化されているが、周辺環境への配慮は盲点となっている。
特に商業立地の場合は、飲食店など経営上、多大な影響が出ている職種が近隣にある場合も多い。
これらの職種の経営者から見ると、宣言下においても繁盛している病院を見て快く思わない方も出てくるであろう。
ある意味、妬みでもあるが、こういった相手への何らかの配慮も必要になってきていると感じる。
上の口コミが入った病院様では、外壁に飼い主様へのお願いとして、待ち方や感染対策などについての記載を行い、間接的に地域配慮の姿勢を打ち出すこととした。
新型コロナウイルスの影響はまだまだ続いていく。俯瞰的な視点で対応していきたい。