2023年1月13日金曜日

生産性向上の土台

北野です。


生産性向上においてはテクニック論として、タスクシフティングやレイウト変更などをご紹介してきた。


取り組み方(院内の仕組み)を変えても、効果が出ない場合には、実行する個々に関わる部分にも踏み込んでいく必要がある。


ある書籍によると、生産性を高めるには、その土台となる(1)活力、(2)集中、(3)連携、(4)協力という4つの要素が必要であるという。


クオリティの高い仕事を行うには、健全な状態である必要があるし(活力)、常に周囲に雑音がある状態では集中できない(集中)


また、個人単位ではなくチームで行う場合には、他のメンバーとの有効的な連携を通じて成し遂げられるし(連携)、互いに信頼して仕事を進めるためには協力が欠かせない(協力)


これら4つの要素を高めるためには、就業制度や院内のレイウト、就業時間内における相互認識、相互交流しやすい空間やタイミングの創出などが必要になってくる。


単に生産性を高めようという院長の鶴の一声だけではなく、こういった土台についても検討していきたい。