2022年8月13日土曜日

非効率業務の改善

北野です。

現場の業務改善を行う際には

2つの視点がある。


1つ目は困りごとの改善、

2つ目は非効率な業務の改善である。


ミーティングなどで、

「何か困ってることない?」

と誰しもが聞いたことがあるだろう。


この聞き方だと

改善ではなく個々の不満が噴出するか、

何も出ないかの二択となる。


院長の困りごとは組織課題であるのに対し、

従業員の困りごとは個人課題だからである。

個人課題には感情が伴うことも多いので、

組織課題にも繋げにくい。


適切に組織課題の改善を進めるのであれば、

「時間がかかってしまってる業務はないか?」

「減らせる業務はないか?」

というような、


非効率を産み出している業務を

洗い出していくことが改善の糸口となりやすい。


出てきた非効率業務をリストアップし、

実行可能性と緊急性、インパクト性などを

考慮して優先順位を付けて取り組んでいく。


非効率業務の改善には

スタッフさんの協力が欠かせない。

上手に現場の声を拾いあげながら進めていただきたい。