北野です。
現場の業務改善を行う際には
2つの視点がある。
1つ目は困りごとの改善、
2つ目は非効率な業務の改善である。
ミーティングなどで、
「何か困ってることない?」
と誰しもが聞いたことがあるだろう。
この聞き方だと
改善ではなく個々の不満が噴出するか、
何も出ないかの二択となる。
院長の困りごとは組織課題であるのに対し、
従業員の困りごとは個人課題だからである。
個人課題には感情が伴うことも多いので、
組織課題にも繋げにくい。
適切に組織課題の改善を進めるのであれば、
「時間がかかってしまってる業務はないか?」
「減らせる業務はないか?」
というような、
非効率を産み出している業務を
洗い出していくことが改善の糸口となりやすい。
出てきた非効率業務をリストアップし、
実行可能性と緊急性、インパクト性などを
考慮して優先順位を付けて取り組んでいく。
非効率業務の改善には
スタッフさんの協力が欠かせない。
上手に現場の声を拾いあげながら進めていただきたい。