北野です。
9月に入り来年を見据えた活動を行う時期になりました。
本ブログでも何度か記載しているが、
来年は重要な1年となる。
様々な変化に対応することが必要となるため、
病院の大方針といったグランドデザイン的なものから、
採用、キャンペーンといった枝葉的なものまで、
規模の大小問わずに今までのやり方を見直す時期が来る。
こういった話をすると、
大枠が決まらないと行動ができないという意見も聞かれるようになるが、
時間をかけるべきことと、クイックにやることを切り分けていく必要がある。
変化に対応するためには、スピード感が大切だし、
実施後の改善を含めた検証と修正も必要になる。
簡単に言うと、
「走りながら考える。そして随時軌道修正して走り続ける」
というようになるだろうか。
最近の経営相談では、
「人の雇用・定着に関する相談」が非常に多い。
これらの多くが旧来型の考え・価値観に基づくマネジメントによるもので、
失敗や手詰まりを感じることが多くなっている。
働く人の嗜好や価値観が変われば、
マネジメントスタイルも変化させる必要があるし、
それを否定するのであれば、
それを受け入れる人材を獲得していく必要がある。
今までと同じ採用方法・教育方法をとっていれば、
そこに不具合が発生してしまうのは変化についていけていない
ということになってしまう。
もちろん、一朝一夕に変化させることは難しいので、
時代の価値観に合わせた変更を行いつつ、
現場に合うように随時軌道修正しながらチューニングしていく。
人の雇用・定着だけでなく、
経営体制やマーケティング手法についても
同様に変化させる必要がある。
一挙に全てを行うことは難しい。
だからこそ1年をかけて準備をしていく必要がある。
来年になればやろう、だと
効果が出るのが来年下半期からとなってしまう。
だからこそ、今から始めることが重要となる。
前倒しでイメージをしていただきたい。